戸建賃貸業、はじめの1歩!
失敗しない知識と方法を身につけよう!
戸建賃貸業

その立地でお客さんは付きますか?・・・賃貸需要の把握方法

どんなに安く物件を用意できたとしても、そこに住んでくれる人がいなければ収益は得られません。

個人的には一番大事なのはこの”客付け”だと思っています。

多くの人が

👤ここに住んでくれる人はいるのかな?

と不安になると思いますが、それを少しでも払拭する方法はあるのでしょうか?

今回は立地に絞って、その場所に需要があるかどうか調べる方法を考えます。

戸建賃貸は数が少ない

Suumoなどで賃貸物件を検索して把握するという人もいますが、おすすめできません。

貸し出す物件が多いといって需要があるとは言えません。

例えば大学の近辺にある学生向けの物件は、大学が移転なり撤退なりしたらどうなるでしょう?

✔︎学生がいなくなる

✔︎学生向けは狭いワンルームなどが多いのでファミリーは住めない

✔︎空室が増える

✔︎家賃を下げざるを得ない

✔︎安い賃料でたくさんの物件が出回る

と、学生という需要が多い時は物件が多くても釣り合いますが、その需要が崩れた時は負債にしかなりません。

このような地域は、貸し出し可能の物件がたくさんsuumoなどに出てきます。

「物件がたくさん出ている=人がたくさんいる」

という公式は成り立ちません。

そして戸建賃貸物件は、そもそも物件自体の数があまり多くないという特徴があります。

「ほとんど賃貸物件がない地域でも需要がある」という場所は戸建賃貸では結構あるものなのです。

避けた方が無難なもの

あくまで1件目、初めての賃貸用物件購入の人向けにお話しするのであれば、、、

・山奥の物件

・限界集落

など、人気(ひとけ)をあまり感じない立地は避けた方がいいでしょう。

もちろんこういう立地でも成功できる可能性はありますし、そういう物件をあえて安く購入して安く貸し出す、というのも良い戦略だと思います。

とはいえ初めての物件は、失敗しにくいものをお勧めしています。

募集を開始しても、なかなか問い合わせがない・借り手が現れない・・・数百万注ぎ込んで売り上げが上がらないという事実は、思った以上に初心者を不安にさせるみたいです。

戸建はファミリー向け故に募集期間も長めになりがちです。ギャンブル要素をなるべく少なくすることを推奨します。

仲介会社さんに直接聞いてみよう

というわけで、需要把握に一番効果的なのは

⭕️地域の不動産屋さんに直接問い合わせる!

これです。その地域の不動産屋さんが一番実情を知っています。

電話でもメールでもいいので、

🧑「この地域で賃貸戸建を求める方は月にどれくらいいますか?」

と聞いてみましょう。

・駅前にある大手チェーン店

・地場の小さめの不動産屋さん

の2パターン聞けるとなおよいです。

それぞれ違う視点を持っているので非常に参考になります。

聞く際には、

🧒「もし貸し出すことになったら仲介をお願いしたいと思っている」など、相手のメリットになることもお話しできるといいですね。

相手にも利益になるかもしれない話ですから、真剣に取り組んでくれるはずです。

>これで無視されたり、ぞんざいな扱いをうけるのであれば、その業者とは付き合わない!

また、「見える!賃貸経営」というサイトもあります。https://toushi.homes.co.jp/owner/

賃貸業にまつわるたくさんのデータが載っています。参考になると思います。

一方私の持っている物件でヒートマップをみたところ、ほとんど検索されていない様子でも借り手が付きました。

所詮データですので、あまり過信はしないほうがいいでしょう。

やはり仲介業者さんといい関係をつくるのが最優先だと感じています。

やってみなければわからない!

結論、誰に聞いても・どんなに調査しても、その結果を誰も保証してくれはしません。自分で決断し、責任を負わなければならない。

最後は損を恐れずに飛び込む勇気は必要です。

とはいえ、やはり仲介業者さんに問い合わせるのはマストだと思います。

地縁がないところで戸建賃貸を始めるならなおさらです。

やってみて、ダメでも諦められる金額で始めるとか、十分な余剰資金を持って購入するというスタンスが大切です。

あくまで事業ですから、損する可能性もあります。

損しない事業は存在しませんから、そこも飲み込んだ上でぜひチャレンジしてみてください。

戸建賃貸業を始めたいと思っている方のお手伝いをしています!

私自身はサラリーマンからアパート・戸建・自宅も含めて10件以上購入してきました。

不動産賃貸業は、資産背景や動機・費やせる時間などで適切な手法が大きく変わってきます。

特に初めて賃貸業を検討されている方にとっては、私の経験がお役に立つと思います。

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