家賃が損だから家を買う!
というのは半分正解ですが半分間違いで、
賃貸でも別に損はしていないのです。
修繕費がかからなかったり、嫌ならすぐ引っ越せたり。メリットも享受しているから、賃貸派も多く存在しています。
ここをみているあなたは、きっと「どうせ買うならなるべく損したくない!」という人ですよね。
今回は、ヤドカリを成功させるための物件の探し方を説明します。
探す時の条件
ところで、ヤドカリの目的は何でしょうか?
「リスクを下げて不動産を購入し、いずれ貸し出して利益を上げる」ことですよね。
ということは、実需向けのキラキラした物件はヤドカリに不向きということです。
価値以上の価格で売られていて、いろんな業者の利益がふくまれてしまうから。
なるべく業者の利益が乗っていない物件を買う…資産価値の高い家を買うのが大切になってきます。
- 安価であること
- 賃貸相場が高い地域であること
自分で住んでいる時にひたすら返済して、返済が終わったら自分も引っ越して貸し出すのが基本の流れです。
ここでのポイントは、「早く返済すること」。
そのためには、安価な物件である必要があります。
そして高く貸せるほど、たくさんの利益を得られるわけです。
完済しなくても別に良い
私は完済して貸し出すのが好きです。ただただ家賃を生み出す金のニワトリになってくれるからですね。借金なしの大家、最高です(笑)
完済する余裕がなくても、
- そのまま完済まで住み続ける
- ローンを賃貸業用に切り替えて貸し出す
- 売却する
という3つの選択肢があります。
住みながら、どれにするかじっくり考える時間があるのもいいところです。
運が良ければ、家賃がそのまま浮くくらいの利益は出すことができるのです。
私情を挟むと損をする
どうせ住むなら綺麗な家がいい!とかどうしても思いがちです。
もちろん否定しないし、多少はいいんですけど、
それが行き過ぎると収益としては悪化します。
賃貸用の設備の家に自分が住むからこそ収益性が上がるのです。
もともといい家に住んでる人ほど、グレードを下げるのは難しいのです…
マンションの時はここに注意
戸建でもマンションでもいいのですが、マンションの場合は少し注意する点が多いです。
何故ならば、「自分の力ではどうしようもない問題」が発生するからです。
- 修繕の具合
- 月の維持費(管理費・修繕積立金)
- 建物の未来(取り壊し?)
特に3番め、安価なマンションは古いことが多いため、管理がしっかりしていて長持ちさせようとしているのが伝わるマンションがいいですね。
私は旧耐震マンションを持っていますが、管理がよくて借り手がすぐつきます。
ボロボロの家が多いんだけど、、、

実際探してみると、安い物件はあるものの内装を手直ししないと住めない家がたくさん出てきます。
その場合は基本的にスルーをおすすめします。
もしリフォーム代を考慮してもお得だな、と思えるならば検討の価値ありです。
リフォームがいくらくらいかかるのか?は、リフォーム業者にお願いして内見に同行してもらいましょう。
ただ、良い物件ほどすぐ売れてしまうので、業者に同行をお願いしている暇がないという難点があります。
まとめ:いかに賃貸向きの物件を買えるかが勝負
ぶっちゃけ、どんな家でもいいのです。自分が納得さえすれば。
自分が住みたいから、という理由だけで物件を選んでしまうと、
- 引っ越すときに負債が残ってしまったり・・・
- 貸し出すときにも二束三文になってしまったり・・・
- そもそも借り手や買い手がなかなか現れなかったり・・・
という可能性もありえます。
その物件は資産価値が高いのか?という視点を常に持つ必要があります。
一緒に資産価値の高い家の探し方を勉強していきましょう!